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旬の数字 2018/06/06

バルセロナからイニエスタが神戸にキター! 年俸約32億円



執筆:谷口賢吾(BBT大学大学院 専任講師)

皆さんは今年のサッカー「FIFAワールドカップ」がどこで開催されるかご存知でしょうか。
6月に入り、FIFAワールドカップ2018ロシア大会の開幕が近づき、サッカー関連のニュースが増えてきています。日本でも5月末にロシア大会出場の23人が決定し、本大会に向けて合宿が始まりました。

ワールドカップが近づくと、日本代表チームを中心としたサッカーの話題で盛り上がる時期ではありますが、今年は日本代表チームの話題が今一つ盛り上がりに欠けています。日本代表がワールドカップ出場を決めた後の試合での負けが続いたこと、ハリルホジッチ監督の解任、後任の西野監督の発采配・国内最後の壮行試合ガーナ戦で0-2の敗戦などネガティブなニュースが続いたことも影響していると思われます。

TVメディアなどの街角インタビューでワールドカップに関するインタビューでは、今年のワールドカップが何処で開催されるか知っている人が少なく、関心の低さが課題となっていました。

そんな日本サッカー界に、5月に大きなニュースが入り話題となりました。

世界的なサッカークラブチーム「FCバルセロナ」(スペイン)の中心選手の一人であり、レジェンドともいわれるアンドレス・イニエスタ選手(現スペイン代表)が、同クラブを退団し、Jリーグのヴィッセル神戸に移籍することが決まったのです。

推定年俸は32億円とされています。

この金額がどのくらいなのかというと、これまでの日本の歴代Jリーグ選手で最高年俸額は、同ヴィッセル神戸のルーカス・ポドルスキ選手で約6億円とされています。イニエスタ選手は、その5倍以上となるわけです。

FCバルセロナでのイニエスタ選手の年俸は、約10億円でしたので、それよりも3倍以上アップしたことになります。

同バルセロナの年俸上位選手を見ると、
◆1位 リオネル・メッシ選手(アルゼンチン)約55.4億円
◆2位 ルイス・スアレス選手(ウルグアイ)約20.8億円
◆3位 ウスマン・デンベレ選手(フランス)約15.6億円
◆4位 アンドレス・イニエスタ選手(スペイン)約10.4億円
となっています。

2017年のヴィッセル神戸チーム人件費が約31億円だったことを考えると、親会社の楽天がバックについているとはいえ、かなり思い切った投資です。それでも、楽天自体がFCバルセロナと2017-18年シーズンから4年間で総額280億円のスポンサー契約を締結しているので、楽天三木谷社長も考えがあってのことだと思います。

イニエスタ選手は、世界中から愛されている選手でもあり、世界への情報発信力・影響力を発揮してくれることを期待しているのでしょうね。

イニエスタ選手のプレーをJリーグでみられるとは、本当に夢のようです。Jリーグ創設期にジーコ(元ブラジル代表)やリトバルスキー(元ドイツ代表)といったスーパースターが活躍していたころのワクワク感があります。
ワールドカップよりも楽しみというと、日本代表に怒られそうですね。

出所:
GOAL ※最終アクセス 2018年6月6日
データで見るイニエスタの偉大さ…どれほどのスターが神戸へやってきたのか?


執筆:谷口賢吾(たにぐち けんご)

ビジネス・ブレークスルー大学、同大学院 専任講師
地域開発シンクタンクにて国の産業立地政策および地方都市の産業振興政策策定に携わる。
1998年より(株)大前・アンド・アソシエーツに参画。
2002年より(株)ビジネス・ブレークスルー、執行役員。
BBT総合研究所の責任者兼チーフ・アナリスト、「向研会」事務局長を兼ねる。
2006年よりビジネス・ブレークスルー大学院大学講師を兼任。
同秋に独立、新規事業立ち上げ支援コンサルティング、リサーチ業務に従事。

<著書>
「企業における『成功する新規事業開発』育成マニュアル」共著(日本能率協会総合研究所)
「図解「21世紀型ビジネス」のすべてがわかる本」(PHP研究所)