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業界ウォッチ 2019/09/30

教員のちょっと気になる…「ラグビーワールドカップ2019関連指標」



執筆:谷口賢吾(BBT大学大学院 講師)

今週は「ラグビーワールドカップ2019関連指標」を取り上げてご紹介いたします。

先日9月20日に、アジアで初となるラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会が開幕しました。11月2日の決勝まで、国内12会場で予選40試合、決勝トーナメント8試合が行われます。日本は初戦の対ロシア戦では30―10で逆転勝ちを収め、次の試合では世界ランキング2位のアイルランドを19-12で下すなど、国内でも大いに盛り上がっています。

ラグビーの強豪国といえば、ニュージーランドやオーストラリアなどが思い浮かびますが、これまでのW杯ではどういった国が、優勝してきたのでしょうか。また、現在の世界ランキングを見ると、これまでの優勝国はどのくらいの位置にいて、日本はどのくらいの位置にいるのでしょうか。そして、日本にラグビーW杯を見に来る人たちは、どこの国の人が多いのでしょうか。実際に数字を見て確認したいと思います。

まず、過去W杯の上位国を見てみます。優勝回数が最も多いのはニュージーランドで過去3回優勝しています。ついでオーストラリアと南アフリカが2回ずつ、イングランドが1回となっています。ちなみに、ニュージーランドは第1回大会(1987年開催)の優勝国でもあり、前回大会(2015年、イングランド開催)の優勝国でもあります。

次に、現在の世界ランキングを見てみます。9月23日時点のランキングを見ると、やはりニュージーランドが1位となっています。次いでアイランドが2位、イングランド3位、ウェールズ4位、南アフリカ5位と続きます。なお、日本が世界ランキング9位と、TOP10入りを果たしています。

W杯チケット販売の国別シェアを見ると、イングランドがトップの23.9%、次いでオーストラリア15.6%、アイルランド7.9%と続きます。ニュージーランドは5位の7.3%となっています。

このように見ると、やはり歴代のW杯を勝ち抜いてきた強豪国が、現在でも世界ランキング上位となっており、W杯観戦チケット購入者も多いことが分かります。

そんな中で、今大会開催国の日本がどの位まで上位に食い込めるのか、とても楽しみです。日本チームの活躍で、消費税アップが気にならなくなるほど国内の景気を刺激して盛り上げてほしいところですね。

執筆:谷口賢吾(たにぐち けんご)

ビジネス・ブレークスルー大学、同大学院 専任講師
地域開発シンクタンクにて国の産業立地政策および地方都市の産業振興政策策定に携わる。
1998年より(株)大前・アンド・アソシエーツに参画。
2002年より(株)ビジネス・ブレークスルー、執行役員。
BBT総合研究所の責任者兼チーフ・アナリスト、「向研会」事務局長を兼ねる。
2006年よりビジネス・ブレークスルー大学院大学講師を兼任。
同秋に独立、新規事業立ち上げ支援コンサルティング、リサーチ業務に従事。

<著書>
「企業における『成功する新規事業開発』育成マニュアル」共著(日本能率協会総合研究所)
「図解「21世紀型ビジネス」のすべてがわかる本」(PHP研究所)