執筆者:BBTオンライン英会話 事務局
BBTオンライン英会話からビジネスですぐ使えるフレーズをお届けします。
今回は、「後悔の気持ち」「軽い非難」を表すフレーズです。
◆ビジネスコース:レベル7-9(3/3)◆
※ TOEIC目安: 730 ~
【登場人物】
Walter:経理スタッフ
Andrew:Walterの上司
【シーン】
Walterは、マネージャーのAndrewに緊急ミーティングで呼び出された
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※今回の会話は、1分3秒~最後までの内容です。
(Andrew) Walter, I gave you my private mobile number for emergencies. If you had called me on my mobile, I would have handled this from Bali.
(Walter) (sigh) I know. If I hadn’t left the number at home, I would have called you before the deadline.I didn’t want to call you after the deadline because if I had called you after the deadline, you would have gotten angry.
(Andrew) Walter! What difference does it make?!
今回は、後悔の気持ち・軽い非難を表すフレーズをピックアップ
▼ I would have ~
「(もしあのとき~だったら)~していただろう」
“would have”は、過去を振り返り、そのときに果たせなかったことについて、後悔の気持ちを表すようなときに、よく使われるフレーズです。
過去を振り返って『あのときこうだったら』または『こうではなかったら』と仮定の話をして、そのうえで「~していたのに・~だったのに」と後悔の念や願望を表すようなニュアンスで使われます。
余談ですが、日本語に「タラレバ」という言葉がありますよね。英語にもこれに近い“Woulda, coulda, shoulda”という俗語があるのですが、いわゆる「タラレバ話」ばかりしている人に対し、「ああだったら、こうだったらと言っていても仕方ないよ」と、たしなめるようなニュアンスで使われます。
▼ What difference does it make?!
「それがどうしたというのか」「同じことだ」
このフレーズは、相手が言い訳などを述べたときに、軽く非難するようなニュアンスで使うことができます。
“make a difference”には「違いを生じる」という意味合いがありますが、“What difference does it make? (どんな違いが生じるんだ?)”と言い表すことで「同じことだ」「それがどうしたっていうんだ」と、相手の発言を咎めるようなニュアンスを表現できます。
いくつか類似表現もご紹介しましょう。
・What’s the difference?
・That doesn’t make a difference.
・It makes no difference to me.
Andrew:Walter、緊急用に私用の携帯番号を渡しましたよね。携帯電話に連絡をくれていたら、バリからでもこの件を対処していたのに。
Walter:(ため息)わかっています。家に番号を置いてこなければ、締切前に電話していたと思います。もし締切後に電話をしたら、きっとお怒りになると思ったので、締切後に電話をしたくなかったのです。
Andrew:Walter!それがどうしたというんですか!?