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編集部posts 2020/09/16

ポストコロナ時代に役立つBBT大学院の学び<第4回>修了生寄稿|スキルのベースとなる基礎基盤を強くする学びを



執筆:伊賀正志(BBT大学院 修了生)
編集/構成:mbaSwitch編集部

『ポストコロナ時代に役立つBBT大学院の学び』の第1回・第2回では、BBT大学院が考えるポストコロナ時代に必要となる能力、その能力を身につけていく上でのBBT大学院の有用性についてご紹介してきました。
第3回~第7回では、ポストコロナ時代にも活きているBBT大学院での学びについて、本学の修了生に寄稿していただいた記事をご紹介します。

第3回に続きポストコロナ時代にも活きているBBT大学院での学びについて、本学の修了生の方が寄稿してくださいました。個別のスキルではなく、スキルのベースとなる基礎基盤を強くすることが必要であると唱える、その理由や方法についてご紹介していきましょう。

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1.ポストコロナ社会に必要な力

新型コロナウィルス感染症に関する報道が連日のように繰り返され、皆さんも多くの影響を受けていることでしょう。感染率や、インフルエンザなどと比較した場合の致死率など、事実を見ると過度に恐れるべき病ではないということもわかってきましたが、マスコミによって繰り返される報道などにより、私たちの日常生活に影響が及んでいることは事実です。また、これに伴って企業活動が縮小し、経済的な負のインパクトにより倒産や失業が増加することが予測されます。

そのため、私たちはFact=事実の数字を見て適切に判断をする必要があるのと同時に、この先、どういうことが起こりうるのかを想定しつつ行動をすることがますます重要になってくるでしょう。私は、BBT大学院では、こういったFactに基づく分析や判断、将来を先読みする力を身につけることができると考えています。

2.スキルのベースとなる基礎基盤を強くする

コロナの影響により、特に企業にお勤めの方はテレワークが推進され、通常の業務で紙を使わない、移動を避けてオンラインの会議が増えるなど、より効率的に成果を出すための働き方を求める動きが確実に増えています。この変化はコロナが収束すると元に戻るところもありつつ、一度リモートワークに慣れてしまったものを戻すのは難しいため、働き方は間違いなく変化してくるものと思います。

しかし、今回のコロナ禍をきっかけに変化が加速したとはいえ、こういった変化は常に起こりうることです。世の中から求められる価値の出し方が常に変化を繰り返す中で、ビジネスパーソンは常にその変化に対応をしていくことが求められているのです。

1年前には当たり前に通用していたやり方が突然通用しなくなることは、これからも当たり前のように起こります。だからこそ、急速に変化する世の中に対応していく力が求められます。また、特定のスキルを身につけておけば安心ということではなく、スキルのベースとなる基礎基盤を強くすることが必要だと考えています。具体的には、

・自分はいつでも変化・成長ができるのだ、というマインドを持つこと
・小さな失敗を恐れずチャレンジをし、失敗から学習をすること
・一人でやりきるのではなく、周囲の力を借りる
・自分がやりたいことに対して情熱を持って取り組むこと

これらのことについて詳細な説明をすることは割愛しますが、違和感を持たれる方は少ないと思います。ただし、実行をするのはとても大変で、わかってはいるけれど、どうやったらできるようになるんだ?という方がほとんどだと思います。

そこで、BBT大学院で私たちがどのようにこれらの基礎基盤を磨いてきたのかをお伝えしていきたいと思います。

3.BBT大学院では何を学んでいるのか

BBT大学院では、経営全般に関する知識を体系的に身につけることができます。問題発見・解決能力の基礎に始まり、経営戦略、マーケティング、財務、会計、組織・人事、その他ビジネスの実務に関することは一通り学ぶことができます。

起業やビジネスアイディアに関することや、大企業を中心に重要になるビジネス倫理、心理学を基盤とした組織マネジメントなど、すぐに実務に直結する科目も多く揃っていることが特徴です。

なかでも大前研一学長が担当している「経営戦略論」は、そのときに話題になっている政治・経済に関するニュースについて、多くのクラスメイトと意見を深めていきながら、どのように自分のビジネスや生活に影響するのかを捉える恰好のトレーニングとなります。

また「RTOCS(Real time online case study)」と呼ばれるケーススタディがとても特徴的です。RTOCSでは自分が企業や国・自治体などのトップだとしたらどういう戦略を実行するか?というケーススタディを毎週欠かさず繰り返し、問題解決力を徹底的に鍛えます。毎週このケーススタディに取り組むと、年間で50近くのケースがインプットされ、様々な状況に対する対処方法が引き出しとして蓄積されていきます。この引き出しが変化に強い対応力の基盤になります。

4.BBT大学院ではどうやって学んでいるのか

BBT大学院では、授業は全てオンラインでアーカイブ化されており、自分の都合の良いタイミングでネット環境があればPCでもスマホでも講義を視聴することが可能です。最近でこそオンラインの教育コンテンツは充実してきていますが、10年以上前からその世界が当たり前のように実現されているのです。さらに、学習を効率的に進めるための工夫が多く組み込まれています。

最も特徴的な機能はAirCampusⓇと呼ばれる受講システムです。この中のディスカッション機能が特に優れています。一つの科目は30~100名程度が同時に受講し、全員がオンライン上で一斉にディスカッションをします。一斉とは言っても、ディスカッションに参加する時間帯は一人ひとり異なるので、文字ベースでSlackやMicrosoft Teamsのようなコミュニケーションツールで、ひたすらスレッド上に意見が絶え間なく流れてくるようなイメージを持ってもらえるといいと思います。

一つのテーマに対して学生同士で、様々な角度から意見をぶつけ合いながら学習をしていきます。この発言数は一日で100件以上投稿されることもあり、自分一人や数名とのディスカッションだけでは絶対に出てこないような様々な視点の意見を知ることができます。

もちろん学習の負荷は高く、数日目を通さないだけであっという間に数百件の未読発言が貯まってしまうため、毎日定期的にクラスメイトの発言をチェックし、返信をするには相当な勉強時間の確保が必要になります。

また、少しでもFactが弱く中途半端な主張をすると、すぐに反論や反対意見がクラスメイトから飛んできます。適当にごまかすような発言をすると的確なツッコミや質問を受けて修正や変更をせざるをえなく、納得度の高い主張をするために否が応でも真剣に考えつくさなければなりません。

最初は失敗も多くありますが、実際のビジネスとは違い、「失敗=金銭面や信頼などの損失」ではなく、「失敗=自分の成長・学習機会」なので、たくさんの小さな失敗をしていくことがとてもよい、とされます。

BBT大学院で鍛えておくと、現実社会やビジネスの現場での批判は、根拠に基づかない感情的な意見や、深く考えずに直感的に主張をしているものが多いということにすぐ気づけます。そのため、事実に基づいて論理的に考えて主張をし、状況に応じた対応策を提案して実行をしていくというビジネスパーソンに求められる課題解決の予行演習を多く積むことができ、圧倒的に成長をすることができます。

また、最近は多くの社会人大学もオンライン対応をするようになっていますが、講義の時間が決まっていたり、グループワークがあっても限られた人数で実施する程度にとどまったりというケースが多いかと思います。

一方で、各自がオンラインで自分のペースで学習できるがゆえに、居住地や時間といった制約を乗り越えて多様なバックグラウンドを持つクラスメイトが集えるのがBBT大学院の大きな特徴です。

その多様なクラスメイトから発せられる多数の意見をもとに自分の考えを整理し、主張するという能力をBBT大学院では身につけることができます。こうしたレベルの高いオンラインの議論を実現しているビジネススクールは少なく、どちらの学習効果が高いかは明確でしょう。

5.BBT大学院では何が得られるのか

まとめると、BBT大学院での学びは、以下のようになります。

・Factに基づいた意見を主張することができる
・様々な角度から建設的なフィードバックをもらうことができる
・これを繰り返すことで、未知の問題でも自分なりに考えて答えを出す課題解決力が劇的に向上する
・学習量が多いため限られた時間をうまく使うことによりタイムマネジメントが進化する
・ニュースなどの見方が変わり、卒業後も学習をする姿勢やスキルを身につけられる

これからの社会で求められる、多くの人から信頼を獲得し結果を出せるビジネスパーソンへ成長できる素地を身につけることができることができます。

さらに、オンライン上の学びとはいえ、四六時中意見を交わし合うため、同じような志を持った本当の意味での意識が高い、魅力的な仲間を多く作ることができます。私も卒業後4年以上立ちますが今でもプライベートだけでなく仕事上でも仲間とつながることもあり、本当の友人を数多く作ることができました。

2年間の学びはとても大変で何度もやめようかと思うこともありましたが、結果的には、自分の人生を変えるきっかけを作ってくれたのがBBT大学院だったと思っています。

伊賀 正志(いがまさゆき)

株式会社マクロミル
東京工業大学工学部卒業後、アクセンチュア株式会社へ就職。コンサルタントとして企業の経営戦略立案、業務改善、システム導入支援などの実務を担う。
その後、現職に転職し、企画部門の責任者として自社の経営課題の解決のための企画立案、各種施策を遂行。
おもに、経営目標の達成に向けた戦略立案や部門横断でしか解決できない自社課題の解決などを持ち前の論理思考、分析力を用いて遂行している。
2017年3月ビジネス・ブレイクスルー大学大学院 グローバリゼーション専攻修了



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