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編集部posts 2020/09/25

【MBA・ビジネス用語】リーダーシップとは? マネジメントとの違いを解説



執筆:mbaSwitch編集部

【MBA・ビジネス用語】リーダーシップとは? マネジメントとの違いを解説
リーダーシップは、企業・組織の目標達成や課題解決に取り組む際に求められます。
企業の経営者はもちろん、組織やチームのリーダーやリーダー的な役割を担っているビジネスパーソンにとっても重要な能力です。

経済の不確実性や不透明性が増している昨今、新型コロナウイルスの出現によって、この先のビジネスを生き抜くハードルはさらに高くなっています。
変革時に重要性を増すリーダーシップは、今まさに必要な能力だといえます。

1.リーダーシップとは

.リーダーシップとは
リーダーシップについてはさまざまな定義や解釈がありますが、一般的には、目標達成のために組織や人を導く能力のことです。組織や人を導くには、ビジョンの提示と伝達、メンバーの統合と動機づけを行うことが必要です。

リーダーシップの前提として、自己を知り、行動の源泉にある自分の「軸」を確固たるものにし、自分自身の言葉でビジョンを語れることが大切です。

2010年代以降、経済の「VUCA時代」が世界中で到来したといわれます。「VUCA(ブーカ)」とは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとって作られた言葉で、複雑化が増して予測不可能な状況を指します。

経済環境の変化が目まぐるしく、正解のない時代、ロジックやフレームだけでは人や組織は動きません。VUCA時代の到来によって、ビジョンを共有し、メンバーの動機づけを行うリーダーシップの重要性がさらに増しています。

2.リーダーシップとマネジメントの違い

リーダーシップとマネジメントの違い
管理職やリーダー的な立場のビジネスパーソンに求められるリーダーシップとマネジメントですが、両者にはどんな違いがあるのでしょうか。

リーダーシップとは、メンバーや組織を統率し、目標達成に向かって導く能力です。
一方で、マネジメントは目標達成のための手段や方法を考え、管理する能力です。

このように、リーダーシップとマネジメントは、目指す方向性が近いことから混同して用いられることがあるのですが、実際は異なる機能を果たし、相互補完的な関係にあるものです。

リーダーシップとマネジメントの違いを表で確認してみましょう。


リーダーシップとマネジメントの違い
リーダーシップは、長期的な視野でメンバーや組織を導く能力です。目標達成に向かってメンバーを先導していく必要があるため、人間的な魅力や行動力も備えていることが求められます。

マネジメントは、ピーター・ドラッカーによると「組織に成果を上げさせるための道具、機能、機関」です。現在に視点を置き、組織に成果を上げさせるための管理機能を担います。

3.SL理論とサーバントリーダーシップ

SL理論とサーバントリーダーシップ

SL理論とは?

リーダーシップの考え方の例として、「SL理論」と「サーバントリーダーシップ」についてご紹介します。

SL理論(Situational Leadership: 状況対応リーダーシップ論)は、1977年にケネス・ブランチャードとポール・ハーシーが提唱したリーダーシップ論のひとつです。

「状況に応じてリーダーシップのスタイルは異なるべき」と唱えたもので、従業員の置かれている状況によって、リーダーシップのスタイルは4つに分けられるべきだとしました。4つのスタイルは、支援的な行動の度合いと指示的な行動の度合いによって、4象限に分けられます。

SL理論とは?
S1「教示的リーダーシップ」
部下の成熟度が低い状況に適しています。具体的に指示し、事細かに監督するスタイルです。

S2「コーチ的リーダーシップ」
部下の成熟度が高くなってきた状況に適しています。リーダーの考えを説明し、部下の疑問に応えるスタイルです。

S3「支援的リーダーシップ」
部下の成熟度がさらに高まった状況に適しています。チーム内で考えを一致させ、決定まで導くスタイルです。

S4「委任的リーダーシップ」
部下が成熟し自立した状況に適しています。仕事遂行の責任を部下に委ねるスタイルです。

サーバントリーダーシップとは?

サーバントリーダーシップは、「リーダーである人は、まず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」というリーダーシップ哲学で、1970年にロバート・グリーンリーフが提唱しました。

サーバント(servant)には、「奉仕者」や「使用人」という意味があります。支配型リーダーシップの対極にあるのがサーバントリーダーシップで、「奉仕や支援を通じて、周囲から信頼を得て、主体的に協力してもらえる状況」を作り出すことを目指します。

サーバントリーダーと支配的なリーダーとでは、メンバーの動機や行動が異なります。


サーバントリーダーシップとは?


(*出典:NPO法人日本サーバント・リーダーシップ協会「サーバントリーダーシップとは」)


4.大前研一学長の考えるリーダーシップ

大前研一学長の考えるリーダーシップ
変化の激しい昨今の経済環境においては、従来のようなトップダウン型の組織ではなく、部下や新入社員など、会社全体の意見を取り入れる有機的な組織であることが重要です。

本校(ビジネス・ブレークスルー大学大学院、以下BBT大学院)の学長である大前研一の著書『「リーダーの条件」が変わった:「危機の時代」を乗り越える新しい統率力』では、いま求められるリーダーシップについて、次のように論じています。

「リーダーシップとは、上に立つ者が自分の考えや主張を部下に押し付けることではない。
そもそもリーダーは万能ではないし、あらゆる知識を持っているわけではない。
むしろ自分以上の知識や能力を備えた人材を選び抜いて部下としてそばに置き、
彼らが上司(すなわち自分) の判断にも異を唱えられるような有機的なチームを作る能力こそが求められる。
そんな優秀な部下たちをマネージし、彼らの意見を聞いた上で、総合的に判断して結論を下す。
それがリーダーのあるべき姿だと思う。」
『「リーダーの条件」が変わった: 「危機の時代」を乗り越える新しい統率力』大前研一著、小学館

リーダーシップを発揮するには、ビジネススキルの向上だけでなく、組織をひとつにまとめ上げられる人間力(マインド)も大切な要素です。変化に強い組織づくりのためには、立場にとらわれず、チーム全体の意見を総合的に判断するスキルや人間性が求められます。

5.リーダーシップを学ぶにはビジネス・ブレークスルー大学大学院(BBT大学院)

リーダーシップを学ぶにはビジネス・ブレークスルー大学大学院
リーダーシップは、MBAを取得できる大学院で学ぶことによって身につけられます。
ビジネス・ブレークスルー大学大学院(BBT大学院)では、問題発見・解決力を鍛える実践的なカリキュラムを中心に、世界中で活躍できるビジネスリーダーを育成する経験とノウハウを蓄積してきました。

学長の大前研一は、「リーダーの3つの条件」として次の3つの力を定義しています(さきほどご紹介した、「偉大なリーダーに共通する3要素」と通ずる部分があるかと思います)。

ビジョン構想力:方向付けをする
世界の本質的な変化を理解したうえで、ファクトに基づいた分析を行い、組織の方向性を戦略的に決め、ビジョンを打ち出すことができる力。

組織構築力:組織をつくる
組織の能力を正確に理解したうえで、ビジョン実現のために必要な組織能力を構築できる力。

人を動かす力:物事を成し遂げる
人を動かして、結果を出すことができる力。その上で必要になるのが、「コミュニケーションスキル」と「チームビルディングスキル」。

リーダーに必要な「自分の軸」が実践的な学びで身につく

これら3つの力を体系化するために必要なものが、自分自身の「軸」です。
誰かのやり方や知識などのスキルを身につけただけでは、真のリーダーにはなれません。

BBT大学院では実践的な学びを通して自分なりの考え方(考える軸)を身につけることで、どんなビジネス場面でも応用できる力を養います。

たとえば、一般的なケーススタディでは過去事例を取り上げますが、BBT大学院では、RTOCS(アールトックス)と呼ばれる独自の教育メソッドを導入し、現在進行形の事例について取り上げます。

今まさに起こっている事例について、「自分が経営者やトップだとしたら?」という視点で将来を予測し、具体的な戦略を考えることで、社会やビジネスの複雑化・不透明化などにより将来予測が困難な「VUCA」の時代に求められる問題発見・解決能力を身につけることができます。

これまで取り組んだお題では、誰もがよく知る大企業から急成長を遂げているベンチャー企業やユニコーン企業まで、さまざまな会社を取り上げてきました。

毎週新しいケーススタディに取り組み、在籍中の2年間で合計100回もの思考訓練を重ねることで、経営者視点や変化に強い対応力と問題発見・解決力を徹底的に鍛えます。

RTOCSの提出締切日には、大前学長がお題に対して出した「結論」を講義映像内で発表しますが、過去事例ではないため、大前学長の出した結論が「正解」というわけではありません。大前学長がどのようなプロセスで結論を導き出したのか、情報の見方や問題を解く視点などを知り、さらに学びを深めます。

大前学長やほかのクラスメイトが出した結論を自分のものと比較し、どこに違いがあったのかを考え、振り返りの投稿をすることで1つのケーススタディが完了します。

このように、ケーススタディひとつをとっても、BBT大学院では「自分が経営者だったらどうするか」という視点や、教員やクラスメイトから多様な意見を学ぶことを大切にし、実際のビジネス現場で起こり得るテーマを具体的に取り上げることで、VUCA時代に即したビジネスリーダーを育成しています。

教員陣はリーダー経験も豊富な実務家教員

また、「経営者、現場、顧客からしかビジネスは学べない」という大前学長の信念に基づき、BBT大学院の教員陣の顔ぶれは、経営者や起業家、そして数多くの企業や国家の問題解決をリードしてきた経営コンサルタントが中心となっています。

現在もマネジメントに携わっている、リーダー経験豊富な実務家教員から実践経験に基づいたリーダーシップを学ぶことができます。

教務スタッフによる学生サポートが手厚く、学習の進捗フォローを行い、学習サポートやアドバイスをしている点もBBT大学院の魅力です。教務スタッフは、一人ひとりの学生の受講の進捗や発言頻度などを日々確認し、名前を覚えてしまうくらい常に気にかけ、身近な存在として伴走してくれます。

6.リーダーシップを身につけ、ビジネスパーソンとしてランクアップを!

リーダーシップを身につけ、ビジネスパーソンとしてランクアップを!
リーダーシップとは、メンバーにビジョンと指針を明確に提示して、チームをまとめ上げ、さまざまな価値観や思想をもつメンバーを心から動かし、結果を出す能力です。

BBT大学院では、実務家教員からさまざまなリーダー経験に基づいたリーダーシップ論を学んだり、ビジネスリーダーとしての実践力につながるスキルとマインドを養ったりすることができます。

BBT大学院のオンラインMBAは、国内で最も長い歴史を持っています。15年という月日のなかでオンライン学習の知見を蓄積し、オンラインMBAのパイオニアとして試行錯誤を重ねてきました。その結果、毎年高い受講生満足度と修了率を出しています。

100%オンラインで受講できるため、学びの柔軟性が高く、多忙なビジネスパーソンでも学び続けることができます。

具体的に100%オンラインのMBAプログラムでどのように学ぶのか、なかなかイメージしづらい方もいるかと思います。そこで、BBT大学院では、一人ひとりがその場で疑問や不安点を十分に解消できるよう、少人数制による説明会を定期的に開催しています。

「オンライン説明会」なら、どこでもご参加可能です。参加に必要なものはインターネット環境とPC・スマホのみなので、お気軽にご参加いただけます。

リーダーシップを身につけたい方は、最初の一歩として、BBT大学院の説明会にぜひお申込みください。

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