今回はBBT大学院をご検討いただいている皆様の一助となるべく、不定期的にBBT大学院FAQをお届けします。
本日取り上げるご質問はこちらです!
「MBAに興味はあるのですが、聞けば聞くほどハイレベルな印象があり、私の基礎学力で通用するのが不安です…。どれくらいの基礎力があれば身になるのでしょうか?」
MBAスクールと聞くと、「秀才が集まって議論する場」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際は、そんなことはありません。入学者の学歴は様々で、大学院卒や大卒だけでなく、専門学校卒や高卒の入学者もいます。学士号を持っていなくても出願資格審査に合格すれば出願することが可能です。
そして、各企業の幹部候補生が選抜されて送り込まれてくる、ということでもありません。役職レベルはバラバラですし、経営に携わった経験がない人たちのほうが圧倒多数です。
「自分は基礎学力が無いので、授業についていけるか不安です」という方もいらっしゃいます。もちろん、ある程度の学力は必要です。ディスカッションに参加するために文章読解力や論理思考力が必要ですし、財務会計やファイナンスを学ぶので数字にも慣れなくてはいけません。
しかし、MBAスクールは経営学の知識を「覚える」場所ではありません。授業では講義映像や課題図書でインプットをしますが、それ以上に大切なことは、ディスカッションや課題などのアウトプットを繰り返して身につけていくことです。
受験勉強のように「覚える」ことが主体であれば学力が求められますが、BBTの学びは実践的なアウトプットを繰り返すことです。
MBAを学ぶ目的がしっかりしていて、アウトプットを出していく積極性と意欲と継続する力があれば、MBAを学んでいただくことが出来ます。
そうは言っても、MBAを学ぶ前に基礎知識を身につけたい、という人に、いくつか書籍をお勧めします。
・「論理思考」の本 (PHP研究所、後正武)
・筋の良い仮説を生む問題解決の「地図」と「武器」 (朝日新聞出版、高松康平)
・財務3表一体理解法 (朝日新書、國貞克則)
・ざっくり分かるファイナンス (光文社新書、石野雄一)
・リーダーシップの旅 (光文社新書、野田智義・金井壽宏)
経営戦略やマーケティングに関する書籍については、流行り廃りがあります。特にマーケティングはデジタルマーケティングへの移行によって変化のスピードが速くなりましたので、理論の陳腐化するスピードも速くなります。
従って、皆さんご自身でも書籍を調べてみることをお勧めします。