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編集部posts 2020/10/26

【MBA・ビジネス用語】SWOT分析とは? ビジネスの現場で活用できるポイントを解説!

【MBA・ビジネス用語】SWOT分析とは? ビジネスの現場で活用できるポイントを解説!


執筆:mbaSwitch編集部

状況把握に役立つ「SWOT分析」は、ビジネスのさまざまな場面で使われるフレームワークです。
SWOT分析の使い方や特徴を知り、ビジネス現場で活用していきましょう。SWOT分析をより有効に使うためのフレームワークもご紹介します。



https://www2.ohmae.ac.jp/Dynamic_LP.html

1.SWOT分析とは?

SWOT分析とは?
「SWOT分析」とは「Strength(強み)」「Weakness(弱み)」「Opportunity(機会)」「Threat(脅威)」の4つの軸から、組織や戦略などを評価するためのフレームワークです。SWOT分析を行って現状を把握することで、現在の課題点、将来起こるかもしれない問題など、漠然とした状況や問題を整理することができます。

SWOT分析の活用方法は多岐に渡りますが、たとえば次のような場面で使用することがあります。
・企業や事業が抱える問題の分析
・事業戦略やプランの策定
・組織目標や社員の個人目標の設定

2.SWOT分析のやり方とポイントを紹介

SWOT分析のやり方とポイントを紹介

SWOT分析のやり方を解説します。

1. 外部環境の分析

SWOT分析の4つの軸は、次のように分類されます。
・強み(Strength):プラス要因・内部環境
・弱み(Weakness):マイナス要因・内部環境
・機会(Opportunity):プラス要因・外部環境
・脅威(Threat):マイナス要因・外部環境

外部環境の分析
内部環境は、外部環境に影響される可能性があります。そのため、まずは外部環境である「機会」と「脅威」の分析を行います。

外部環境に該当する項目には、次のようなものがあります。
・市場規模、成長性
・競合の状況
・経済情勢
・政治情勢
・法律

2. 内部環境の分析

続いて、内部環境である「強み」と「弱み」を分析します。外部環境や競合の状況を加味しながら、数値やデータを用いて客観的に分析しましょう。

内部環境に該当する項目には、次のようなものがあります。
・認知度、ブランド力
・価格、品質
・技術力
・サービス
・資源
・インフラ
・立地

SWOT分析をうまく活用するポイント

SWOT分析をうまく活用するために、次の4つのポイントを押さえましょう。

SWOT分析の特徴を知る

すべてのフレームワークにいえることですが、SWOT分析には向き不向きがあります。
SWOT分析は、客観的に状況を把握することに向いています。それぞれの軸や項目について議論することで、分析対象への理解が深まり、チームの共通認識が形成できます。

一方で、二極化できないとき、たとえば、「強みにも弱みにも捉えられる」といったときは分類が難しく、分析に向かない場合があります。

明確な目標を定める

「SWOT分析を使ってどうしたいのか?」が漠然としたままでは、分析する意味が薄れてしまいます。ゴール(目標)を明確にして、チーム内で共有したのちにSWOT分析を開始しましょう。

前提条件を共有する

分析対象や顧客の属性、競合他社、分析する目標といった前提条件を整理し、SWOT分析をする前にチームで共有しましょう。

多様な視点を用いる

SWOT分析の対象や目的に合ったメンバー選びを意識しましょう。強み、弱み、機会、脅威の4軸について抜け漏れなく洗い出すために、多様な視点をもったメンバーで行うようにします。

3.クロスSWOT分析とは?

クロスSWOT分析とは?

「クロスSWOT分析」とは、SWOT分析の応用、拡張機能ともいえるフレームワークです。「TOWS(トゥーズ)分析」と呼ばれることもあります。「TOWS」は、「SWOT」を逆から書いたものです。

クロスSWOT分析では、SWOT分析の4つの軸を縦横に配置し、クロスさせて4つのフレーム(戦略)を作成します。

それぞれの戦略は、次のような考え方を持っています。
S×O戦略:自社の強みを生かし、機会を拡大・持続する戦略を考える(積極化戦略)
S×T戦略:自社の強みを生かし、脅威に対処する戦略を考える(差別化戦略)
W×O戦略:自社の弱みを補完し、機会を得る戦略を考える(弱点強化戦略)
W×T戦略:自社の弱みと脅威を最小化する戦略を考える(防衛策、撤退戦略)

SWOT分析で内部環境(強み、弱み)と外部環境(機会、脅威)を明らかにしたうえで、クロスSWOT分析を用いて、多様な方向性の対策を具体的に考え出すことで、戦略案を固めていくことができます。

4.SWOT分析をより活用するためのフレームワーク

SWOT分析をより活用するためのフレームワーク

SWOT分析を行う際に活用できるフレームワークをご紹介します。

5Forces分析

「5Forces分析(5F分析、5フォース分析)」は、特定業界の動向を分析し、新規事業への参入や新商品の投入、既存事業の撤退などの戦略を立てるときに使われるフレームワーク
です。

「5Forces」とは、業界内で収益に影響を与える「5つの力」のことを指します。
①既存競合同士の敵対関係
②新規参入の脅威
③代替品・代替サービスの脅威
④供給者の交渉力
⑤買い手の交渉力

この5の力の分析結果をもとに、差別化戦略やニッチ戦略などを立てていきます。

SWOT分析の「脅威」を分析する際に役立ちます。

バリューチェーン分析

「バリューチェーン(Value Chain)」とは、原材料を調達して、商品やサービスが顧客に届くまでの企業活動の連鎖を指します。日本語で「価値連鎖」と呼ばれることもあります。

バリューチェーン分析を行うことで、ひとつの事業を細分化し、競合他社への優位性、強みを把握できます。

SWOT分析の「強み」と「弱み」を整理する際にも活用できます。

PEST分析

「PEST分析」とは、4種類の環境要因を分析することで、ニーズや市場の変化、自社に対する影響などを見出すためのフレームワークです。

「PEST」は4つの環境要因の頭文字で、それぞれ「Politics(政治・法律的な要因)」「Economy(経済的な要因)」「Society(社会・文化・ライフスタイル的な要因)」「Technology(技術的な要因)」を表します。

SWOT分析の前にPEST分析をしておくことで、「機会」と「脅威」をより詳細に分析することができます。

▶そのほかのフレームワークについては
「【MBA・ビジネス用語】フレームワークとは? さまざまな型を知ってビジネスに活用しよう!」へ

https://www2.ohmae.ac.jp/Dynamic_LP.html

5.100%オンラインで受講できるビジネス・ブレークスルー大学大学院(BBT大学院)とは?

100%オンラインで受講できるビジネス・ブレークスルー大学大学院(BBT大学院)とは?

SWOT分析をはじめ、ビジネスのフレームワークを使いこなすには、知識だけでなく実践も重要です。

ビジネスや経営の体系的な知識・スキルを身につけるには、MBAが取得できる経営大学院で学ぶ方法があります。

経営大学院では、経営の3要素である「ヒト・モノ・カネ」について学びます。さらに、時代に合わせた最先端のカリキュラムを実施したり、自分のキャリアや今後のビジョンについて向き合う機会を提供したりと、大学院ごとに特色があります。

しかし、仕事が忙しいビジネスパーソンにとって、働きながら経営大学院で学ぶことは容易ではありません。

そこで、働きながら時間を有効活用して学び続けるには、「オンラインMBA」がおすすめです。オンラインMBAとは、経営大学院の授業の一部もしくはすべてをオンラインで実施するMBAプログラムのことです。

本校(ビジネス・ブレークスルー大学大学院、以下BBT大学院)は、100%オンラインで受講できるため、学びの柔軟性が高く、多忙なビジネスパーソンでも学び続けることができます。

日本国内で最も長いオンラインMBAの歴史を持つBBT大学院は、2005年の開学以来、15年という月日のなかでオンライン学習の知見を蓄積し、オンラインMBAのパイオニアとして試行錯誤を重ねてきました。

6.SWOT分析をビジネス現場で有効活用するために

SWOT分析をビジネス現場で有効活用するために

SWOT分析のように状況を整理するフレームワークは便利ですが、ビジネスや経営の背景知識がないまま使ってしまうと、誤った結論を導き出す危険性も否めません。

そこで、100%オンラインでMBAが取得でき、ビジネス・経営の体系的な知識やスキルが身につく経営大学院の中で、100%オンラインで学べるBBT大学院をご紹介しました。

学長の大前研一は「経営者、現場、顧客からしかビジネスは学べない」という信念から、経営者や起業家、そして数多くの企業や国家の問題解決をリードしてきた経営コンサルタントを中心に教員陣を揃えています。

さらに、時代に即した最先端のカリキュラムや教育手法を提供できるよう、アップデートを繰り返しています。

BBT大学院では、現在進行形のビジネスケースを取り上げる独自のケーススタディ「RTOCS(アールトックス)」をはじめ、マインド・知識・スキル・実践力を総合的に養うカリキュラムを通して、「自ら問題を特定し、その解決方法を判断し、戦略的に行動できる」人材を輩出してきました。

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